県議会産業観光委員会はきょう、新しい県立体育館の建設候補地である秋田市の八橋運動公園を視察しました。新体育館については県が設置した検討委員会が施設の規模や内容、八橋運動公園内に建設することを了承していますが、現地に出向いて建設場所を調査した記録はありませんでした。
八橋運動公園は秋田市所有の土地であり、陸上競技場や野球場など既存施設とどのようにバランス良く配置するべきか。県といえども秋田市の同意なしに体育館を建設することはできません。事実、昭和43年に建設された現在の体育館も、土地の所有者である秋田市との協議を経て整備されたものです。
現地調査では同公園内であまり活用されていない場所などもあり、「市と連携して整備を進めるべきだ」との意見があったとのこと。県には秋田市と調整をさらに行い、八橋運動公園の利便性がより良くなるよう、各施設の配置を決めてください。