クマ、異常事態

　県内でクマに襲われる人身被害が昨日まで７日連続で発生。異常な事態となっています。７日間の連続発生は記録が残る１９７９年以降で最長。また、本年度の人身被害は計１９件となり、これまで最多だった２０１６、１７年度に並んでいます。

　（写真・昨日までの人身被害は昨年比１３人の増。ＮＨＫニュースより）

　発生地域は県内各地で、５月９日に初めて被害があってから、１９件のうち１６件は農作業中や散歩中など、住宅地周辺の日常生活圏で襲われています。

　今年は夏場の高温少雨で山にクマの餌となる木の実などが不作。農作物の被害や目撃情報も県内全域から多数寄せられており、一人ひとりが自衛意識を高めるなど、今まで以上に注意が必要です。