男鹿市は市内にある「温浴ランドおが」と「夕陽温泉WAO」の民間譲渡先の一般公募を始めました。両施設は合併前の男鹿市と若美町がそれぞれ設置していたもので、現在は指定管理者の第三セクター・おが地域振興センターが運営しています。
市は公募で譲渡先が見つからない場合は、施設を廃止する方針です。
同じような問題は横手市でも起きており、市当局は対応に苦慮しています。平成の市町村合併前には、各自治体が健康増進や住民の交流・保養の場として温泉施設の整備を進めてきましたが、新たな自治体にとっては経営状況が悪ければ支援するにも限界があり、荷物?になってきたのでしょう。
平成元年頃から「ふるさと創生事業」で各地に整備された施設は30年以上が経過し、そろそろリニューアルの時期を迎えており、今後の在り方については自治体にとって頭の痛い課題です。