公益社団法人日本ホッケー協会の令和5年度定時総会がきょう東京都内で開かれ、令和4年度の事業報告や決算報告、定款の一部変更、理事の選任などを原案通りに決定しました。
ただ、決算については実施したホッケーイベント等に多額の費用が生じ、積立しているパリ五輪預金5250万円をすべて取り崩したほか、4800万円を短期借入して帳尻を合わせるなど、(実質で1億円を超える単年度赤字となる)放漫な財政運営をしていたことが指摘されています。
昨年の定時総会でスポーツ庁などから示されたガバナンスコードを遵守した役員体制を構築しましたが、新体制がしっかりした事業運営をできなかったことを露呈する結果となり、厳しい意見が多数出されました。
今後、新たなスポンサーの獲得などによる収入の確保、事務事業と財務運営等について、前理事などの協力を得ながら立て直しの方向を示すことを確認しています。