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ふのりの蕎麦

 羽後町西馬音内に伝わる弥助流のそばは、つなぎに「ふのり」を使っている珍しいものです。約200年前に弥助の先祖が大阪の砂場で習得して西馬音内で創業したのですが、つなぎが「ふのり」であることから、独特の風味を醸し出しています。

 その「ふのり」をつなぎにしているそばが、新潟県小千谷市や長岡市にありました。今冬に元祖小千谷そばの「角屋」の蕎麦打ち名人が来町し、西馬音内そばとの食べ比べを含む交流会を開催したところ、参加希望者が殺到し大盛況。それぞれのそばのルーツに関心が高まりました。

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 (写真・「へぎそば」として提供されている小千谷そば。元祖「角屋」で)

 小千谷市にある小千谷そばの元祖「角屋」の関係者は、今度は西馬音内の皆さんに来ていただきいと話しており、そうした交流を応援していきたいと思っております。

by shouichiro_sato | 2023-06-07 23:10 | 産業振興 | Comments(0)  

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