きょう投開票が行われた青森県知事選挙は、元むつ市長の宮下宗一郎氏(44歳)が初当選しました。元青森市長の小野寺晃彦氏(47歳)など3候補に対して、宮下氏は得票率が68%という圧勝です。
宮下氏は史上最年少35歳でむつ市長に初当選し、3期8年8ヵ月務めた今年3月、同市長を辞職して知事選に出馬。一方、小野寺氏は三村申吾知事が6期目への不出馬を表明したのを受け、立候補を決意。ただ、自民党県連や国会議員、市町村長などの支持は二つに分かれる構図となっていました。
市町村を行脚して県民と語り合い、「青森新時代」を目指す主張をSNSなどで発信しながら草の根運動を展開した宮下氏に対し、三村知事の応援も受けて組織戦を進めた小野寺氏。結果、告示後は宮下氏への熱狂的ともいえる支持が拡がり、投票率も前回を17ポイントほど上回る57%。
青森県に44歳、新進気鋭の、情熱あふれる新しいリーダーが誕生しました。