大相撲夏場所(東京・両国国技館)はきょうが千秋楽。先場所まで4場所連続で休場していた横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜部屋、モンゴル出身・31歳)が14勝1敗で優勝。昨年10月に受けた両膝の手術を乗り越え、強い横綱が復活して、6場所ぶり8回目の賜杯を手にしています。
(写真・優勝インタビューに答える横綱照ノ富士。「NHKニュース」より)
一方、4人の関脇陣も内容のある相撲を展開。新関脇で先場所初優勝した霧葉山(陸奥、モンゴル・27)は11勝4敗で、直近3場所の合計が34勝となり、大関昇進を確実にしました。さらに豊昇龍(立浪、モンゴル・24)は11勝4敗、大栄翔(追手風、埼玉県・29)と若元春(荒汐、福島・29)はともに10勝5敗で、次の名古屋場所で大関昇進を目指します。
再入幕の元大関朝乃山や元横綱大鵬の孫・王鵬の活躍、十両2場所目の19歳・落合が14勝1敗と躍進するなど、毎日の結果が気になった15日間でしたネ。