「秋田新幹線新仙岩トンネル整備促進大会」がきょう、大仙市大曲・グランドパレス川端で開かれました。秋田県と秋田・岩手両県の自治体でつくる整備促進期成同盟会(会長・老松博行大仙市長)が主催し、関係者約200人が参加しました。
秋田新幹線の田沢湖ー赤渕(岩手県雫石町)間は自然災害のリスクが高く、安定した運行を図るために新たなトンネルの整備が求められていました。平成30年に期成同盟会が発足し、県も令和3年7月にJR東日本と整備計画の推進に関する覚書を交わし、調査費用の一部を負担しています。
大会ではJRの関係者が昨年から始めている同区間の地質や地形の調査状況を説明し、今年度にまとめることを報告。それを受けて総事業費や工事期間を決め、事業実施のスキーム(財源負担など)を検討することになると述べています。