政府が大手電力7社が申請している電気料金の値上げを了承したのを受け、東北電力は家庭向け電気料金の主要プランについて、1ヵ月当り平均で25.47%(1世帯で2110円)の値上げを国に再申請しました。経済産業大臣が認可すれば、6月1日の使用分から値上げが実施されます。
ウクライナ危機などによる火力発電の燃料費高騰で、電力各社は今年3月期の連結決算で大幅な赤字となっていました。政府は電気料金の値上げに先立ち、1月から標準的な世帯で月2800円程度の負担軽減を図る補助を電力会社に行ってきましたが、これも9月末までの予定とか。このままでは10月以降は消費者の負担が急激に増えることになりそうです。
(写真・去年11月と比べると3200円程の値上がり。NHK秋田のニュース)
生活必需品の値上げが続く中、家計にとっては大きな打撃であり、今一度、高コストといわれる電力会社の体質改善とコスト削減に努めてもらいたいと思います。