１５０議席？

　立憲民主党の泉健太代表はきょうの記者会見で、次の衆院選で１５０議席を獲得できなければ、責任をとって代表を辞任する考えを示しました。現在の党所属の衆院議員は９７人であり、１．５倍もの目標を掲げたことには冷ややか？な反応ばかりか、批判の声も・・・・。

　泉代表は１月、衆議院の全２８９小選挙区の内、１５０超で候補者を擁立する考えを示していました。しかし、４月に行われた衆参５補欠選挙では全敗。党の中堅・若手議員からの緊急提言を受け「２００人の擁立を第一目標にしたい」と述べていました。ただ、党内では高いハードルを掲げたことに波紋が広がっています。

　さらに、立憲民主党は国会で共闘を進めてきた日本維新の会との関係に幕を下ろすことを決断。「選挙では立ち位置の違いをはっきりさせる」と強調しました。統一地方選挙や衆参補欠選挙で同党が苦戦し、日本維新の会が躍進したことも背景にあるのでしょう。

　こうした野党間の状況を見ると、岸田首相が通常国会の会期末に衆議院を解散し、７月に総選挙を行う可能性がますます強くなった気がしますネ。