参議院はきょう、国会への欠席を続け、懲罰処分の陳謝に応じなかったガーシー議員について、本会議で「除名」することを決め、同氏は議員の資格を失いました。国会議員の除名は1951年以来で、現在の憲法のもとでは3人目。国会への欠席が理由になるのは、初めてです。
本会議では記名による採決が行われ、出席した議員236人の内、賛成が235、反対が1(政治家女子48党)。昨年の参院選挙・比例代表で28万7000票余りの得票がありながら、海外に滞在しているガーシー氏の言語道断な振舞いは、残念と言うほかありません。国会議員は国民の代表としての責務があるはずで、国会法を守らず、責務を果たせなかったというのは、やっぱりダメですネ。
党派を超えてほぼ全議員が「除名」に賛成したことについて、ガーシー氏を擁立した当時の政党にも、重く受け止めてほしいものです。