東日本大震災が発生したのは2011年3月11日、午後2時46分。昨日で発生から12年となりました。特に大津波や東京電力福島第一原発事故で未曽有の被害があった岩手、宮城、福島3県を始めとする被災地では、追悼行事が行われました。
秋田魁新報によると、岩手県釜石市で開かれた追悼式では、津波によって両親を亡くした遺族の代表が「未来の命を守るために『備える、逃げる、戻らない、語り継ぐ』を継承する」と誓っています。また、宮城県気仙沼市で開かれた遺族会による慰霊祭は、13回忌となるこの日が最後とのこと。遺族会会長は「経験を後世に伝えることが亡くなった方々への供養になる」述べています。
警察庁のまとめでは、2月末現在の死者は1万5900人、不明者は2523人。原発事故などの影響から全国で3万884人(2月1日現在・復興庁のまとめ)が避難生活を送っています。