県立羽後高校の卒業式がおこなれ、同校の後援会長として出席しました。
卒業生は40人の小規模な高校ですが、在校生も含めた全員の態度や式に臨む姿勢が立派で、緊張感がある中でも晴々とした表情が見られ、素晴らしい卒業式でした。3年前の入学時から新型コロナウイルス感染症の影響を受け、勉学はもとよりクラブ活動や学校生活の全てに不自由があったと思いますが、卒業生代表は答辞で、それを乗り越えて頑張り「小さな学校でたくさんの思い出をつくることができた」と述べ、感慨深いものを感じました。
羽後高校は「精進努力」の校訓を掲げ、何事にも一生懸命に努力することが大切だと教え、70年を超える歴史を刻んできました。卒業生の皆さんが3年間で学んだ知識や体験、先生方や友人との出会いはこれからの人生の大きな糧となることでしょう。皆さんの前途に大きなエールを送ります。
ところで、新型コロナウイルス対策のマスクについて、同校は卒業式では「生徒と教職員は着けなくもいい」としていましたが、ほとんどの生徒はマスクを着けて出席。国歌や校歌は(声を出すことなく)録音された音源が会場に響いています。