今月19日、東京都狛江市で女性(90歳)が自宅で殺害された事件に関連して、昨年以降、14都府県で20件の強盗や窃盗などの事件が起きていることが明らかになりました。実行役はインターネットの「闇バイト」に応募して集まったと思われる若者たちで、指示役はフィリピンにいる日本人であることが分かってきました。新たな犯罪のシステム?のようで、全容の解明をしなければなりません。
2019年11月、フィリピンを拠点とする特殊詐欺グループで日本人の男36人が摘発された事件がありましたが、今度は強盗殺人事件です。犯行グループに指示していると思われる男など数人は、フィリピンの首都マニラにある入管施設に拘束されており、その施設内からSNS(交流サイト)を使って操っていた模様です。
警察庁は27日、異例の捜査会議を開き、関係する都府県警に「国民の不安が高まっており、警察の真価が問われている」とハッパをかけています。