新型コロナウイルスの感染が続いている中、秋田県は12日、インフルエンザの流行期に入ったと発表しました。過去2年は新型コロナの防止対策による行動制限などが強力に実施され、インフルエンザはもとんど確認されなかったものの、この冬は人の往来も増えて防止対策が緩んでいると思われ、インフルエンザの感染が始まったようです。
8日までの1週間に報告された県内の患者数は、51の定点医療機関で1機関当たり平均1.20人。流行期の目安となる1.0人を上回っています。特に秋田市が1機関当たり2.64人で最も多く、北秋田市1.33人、湯沢1.25人と続いており、県内全域に拡がっています。
新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念される状況になってきました。くれぐれも感染予防のための対策である「適切なマスクの着用」「手指の消毒」「換気」、そして「3密の回避」を心がけてください。