きょうは「成人の日」。以前は1月15日が成人の日でしたが、祝日法が改正されて2000年から1月第2月曜日が成人の日となり、国民の祝日です。
昨年4月から成人年齢が20歳から18歳へ引き下げられたことを受け、多くの自治体ではきょう、「成人式」を「二十歳の集い」などへ名称を変更し、あくまでも20歳になった人を対象にお祝いの行事を開催しています。秋田県内でも昨日、秋田、鹿角、男鹿、由利本荘、にかほの5市で記念の式典が開かれましたが、対象者の年齢を引き下げたところはありませんでした。
ただ、民法や公職選挙法、労働基準法など300ほどの法令では成人を18歳としており、20歳を根拠とするのは少年法や酒やたばこ、公営ギャンブルなどわずか。成人になったことを祝うとすれば対象者は18歳でしょうし、成人の日に20歳を祝うことはいささか滑稽ですネ。
羽後町では毎年お盆の時に成人式を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染を機会に一昨年は中止。昨年は8月15日に「二十歳の集い」を開催しました。法律による成人の節目とは別に、二十歳になったことを祝う行事を実施し、参加者にも喜ばれています。