きょう午後、羽後町の新年行事である「新春講演会」が開かれました。町商工会(柴田知之会長)と町が主催し、例年であれば「新春祝賀会」として記念講演と飲食を伴う懇談会が行われていましたが、新型コロナウイルス禍であり、今回は「講演会」のみの開催でした。
冒頭、柴田会長は「皆様にとって新年が飛躍する年になるように祈念しています」と挨拶。安藤豊羽後町長は「(干支の)兎は跳ねる動物であり、跳ね上がる一年になればいい」とし、町内の大手企業である指月電機(株)が工場の増設を計画していることや、村田指月FCソリューションズの工場拡張工事が竣工し、本格的な生産が始まることを紹介しています。(写真・主催者の挨拶を行う柴田会長)

記念講演の講師はエコノミストの崔真淑(さいますみ)さん。2023年の経済展望~中小企業からイノベーションを起こすために~の演題で、これからの日本経済展望の基本シナリオについて、物価や金利などのリスク要因を詳しく解説。東北の経済とイノベーション、新試作を確立するための経済学的な方法論について、専門的なお話を聞くことができました。