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医師会と意見交換

 秋田県医師会と県議会議員との意見交換会が開かれ、「県民の期待に応えるオンライン診療実証事業」と「社会的処方 健康なまちづくり構想」について報告を受けました。

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 (写真・「社会的処方」について報告する小野崎理事。秋田キャッスルホテル)

 オンライン診療の実証事業については県医師会の伊藤伸一副会長(由利本荘市)が、全国から秋田県モデルと言われる取組みを紹介。医療介護資源が乏しいことや地域包括ケアシステムの構築など地域が抱える課題について、対面診療とオンライン診療(ビデオ通話)を組み合わせることで成果が出ていると述べています。地域では通信網の整備やデジタル化も進んでいますから、患者さんに対するオンラインのサポート体制を構築していく必要があります。

 社会的処方とは地域コミュニテイの中で人が孤立することなく、より良く暮らせるために「孤立、孤独を防ぐ。健康とウェルビーイングの推進。予防のため」に取組むこと。健康は自己責任だけでなく、社会的決定要因によって決まるとの視点で、かかりつけ医と地域の調整役であるリンクワーカーが連携し地域コミュニテイへの参加を促し、課題解決を図ろうとしています。小野崎圭助理事(湯沢市)は県内5地区における取組み事例を発表し、「健康なまちづくり」への課題を提示しています。

by shouichiro_sato | 2022-11-28 22:07 | 秋田県議会 | Comments(0)  

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