鹿児島県で行われている全国和牛能力共進会、きょうは肉牛の部の枝肉セリが行われました。出品されているのは166頭、どの牛も全国から選りすぐれた肉牛です。
(写真上・4369万円で競り落とされた宮崎県の肉牛。写真下・鹿児島県の最優秀枝肉賞の牛は3175万円でした。南九州市知覧文化会館でモニター越しに視察)
秋田県からは肉牛の部に7頭が出品されましたが、上位入賞は叶いませんでした。格付けは「A5」、霜降りの度合いを示すBMS値では最高値の「12」、骨などを除いた肉の歩留まりは上位4番目でしたが、オレイン酸など「脂肪の質」を表す数値が最も低かったとのこと。脂肪の質は5年前の宮城大会から重要視された課題であり、宮崎県などの九州勢が一歩先に進んでいる感じです。
尚、秋田県から出品された枝肉の最高額は1㌔当り6110円で、277万4千円で販売されています。