今朝7時27分ごろ、「Jアラート」(全国瞬時警報システム)が配信されました。北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、東北地方の上空を通過し、太平洋上(日本列島の東約3200km)に落下したようです。
(写真・「Jアラート」が配信され、テレビは緊急放送を開始。今朝のNHKより)
ミサイルの推定飛行距離は約4600kmで過去最長。最高高度は大気圏外の約1000km。北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したのは2017年9月以来で7回目です。
朝のニュースを放送中のテレビは7時27分、一斉に「ミサイル発射、ミサイル発射」と緊急放送。初めは北海道と東京都島しょ部を対象に「建物の中、又は地下に避難してください」。29分には青森県と東京都島しょ部に同様のアナウンス。42分には北海道と青森県に「ミサイル通過、ミサイル通過」の放送と、Jアラートも一部で混乱しました。
さらに、緊急放送が始まった7時27分頃には、ミサイルはすでに青森県上空を通過中だったとも思われ、情報伝達の在り方にも課題を残す出来事です。