大相撲秋場所(両国国技館)は9日目、1横綱3大関が6日目に続いて揃って敗れました。横綱と大関が全員出場しての総崩れが1場所に2度あるのは、大相撲の歴史でも初めてのことです。
横綱照ノ富士は平幕高安に押し出され、自己ワーストとなる1場所4個目の金星を献上、5勝4敗となり優勝争いから大きく後退。痛めている両足の状態が悪化しているようです。大関貴景勝は小結霧馬山に寄り倒しで敗れ6勝3敗。大関御嶽海は関脇大栄翔に突き出されて3勝6敗。大関正代は平幕宇良に引き落しで敗れ1勝8敗、2日目からは泥沼の8連敗で負け越しが決まりました。
9日目を終わって、全勝は平幕北勝冨士、1敗は平幕玉鷲、2敗は平幕の高安、錦富士、千代翔馬の3人。3敗に大関貴景勝、関脇若隆景、小結霧馬山、平幕の翔猿、宇良、王鵬と続いています。
後半の優勝争いは、混沌としてきましたネ。