秋田県は新型コロナウイルスに感染し、自宅療養している人に支給していた3万円の支援金を、今月15日で打ち切るとしました。佐竹知事は「自宅療養者をフォローする体制整備を進めるなど、支援金とは別の形で感染対策を強化する必要がある。医療提供体制の整備にさらに力を入れていく」と述べていますが、実際はどうなのでしょう。
今年2月に山梨県も実施している支援金に着目し、県独自で制度化。4度にわたり予算を組み、その総額は約34億8千万円。先月末で約3万人に約9億円を支給しています。猛威を振るった「第7波」も下降気味になってきていとはいえ、入院や宿泊施設療養にはベット数の制限もあり、自宅療養が必要な人は今後も多いと思われます。
後方支援など医療体制を拡充することに財源を振り向けたいとのことですが、自宅療養支援金の予算には余裕があるにどうして打ち切るのか、理解できませんネ。