佐竹敬久知事が「比内地鶏は(食感が)硬い」「(ほかの鶏より)値段は3倍高いが、3倍うまいかはわからない」などと、秋田県を代表する特産品で日本三大地鶏とされている比内地鶏について否定的な発言をしたことが、波紋を広げています。
佐竹知事は先月26日、大雨で被害を受けた農家への支援を要請したJA秋田中央会の幹部の前で、鶏舎が水没するなどして大きな被害を受けた比内地鶏への支援について、急に持論を展開したとのことです。
佐竹知事は最近になって「消費者の嗜好に合わせたバリエーションをつくれないか」ということだったと釈明していますが、「覆水盆に返らず」。自身が高齢になり「嚙む力」が弱くなっているのを忘れて、「比内地鶏は硬い」とは・・・・?。食通として自負している佐竹知事ですが、こうした認識で秋田県産の農産物(食材)を売り込むことはできませんネ。