新型コロナウイルスによる見送りを受け、3年ぶりに開催された全国花火競技大会「大曲の花火」。夜花火の部では雨が降り続くコンデションでしたが、見事な花火の連続に大きな歓声が上がりました。苦境を乗り越えてきた全国の花火師の渾身の10号玉や創造花火には、感動しました。
(写真・28業者による競技の合間には、スポンサー提供の特別番組がありました)
ただ、今夜は雨よりも厳しかったのは、風が吹かなかったことでしょうか。昼花火の途中では何度も「煙がはれますまでお待ちください」のアナウンス。夜の部が始まる直前の特別プログラム「県立大曲農業高校創立130年」は、校歌の演奏に合わせてコメ作りの四季を表す大玉の連続発射が行われましたが、全てが煙と雨雲?に吸い込まれて、開いた大輪は全く見えず、天空が明るく光るだけ。準備に当たった一人として、残念至極でした。
全国から選ばれて出場した花火師の中にも、運悪く?煙の中で打ち上げざるを得なかった方も多くいて、誠に残念でした。ただ、それは雄物川河川敷の有料観覧席にいた方の反応であり、反対側にある大曲の西部や姫神山などの高い所からの映像を見ると、やっぱり見事な花火の連続でしたネ。
そんな訳で、来年もコンデションに拘らず「大曲の花火」に行きたいと思っております。花火師の皆さんはもちろんのこと、大会の運営に当たった多くの関係者に衷心より感謝いたします。素晴らしい花火、誠にありがとうございました。