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「国葬儀」

 参院選中の7月8日、奈良県で銃撃されて死去した安倍晋三元首相について、岸田文雄首相は6日後、早々と「国葬儀」とすることを表明。きょうは9月27日に日本武道館で行う儀式に、予備費から2億5千万円を充てることを閣議決定しました。

 ただ、国葬を行うことへの国民の理解は深まっていません。戦後、国葬が行われたのは吉田茂元首相だけであり、在任期間が長かった佐藤栄作元首相や中曽根康弘元首相、現職で選挙期間中に亡くなった大平正芳元首相などは、政府や自民党の合同葬などで弔っています。戦後の日本では国葬儀を定めた法律はなく、「何故、(安倍氏は)国葬でなければならないのか」という声が日増しに大きくなっているようです。

 「人の話を聞く」ことが得意?な岸田首相ですが、安倍氏の葬儀については一気呵成に決断。延べ8年8ヵ月の在任期間は最も長い首相であること、外国からの弔意が多数寄せられていることなどを理由にしていました。しかし、時間が経つにつれ政治的には様々な評価が表面化し、旧統一教会との関係も明らかに・・・・。マスコミの世論調査でも国葬への「反対」が「賛成」を大きく上回っています。

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 (写真・NHKのニュースは「国葬」についての論点や閣議の内容を報じました)

by shouichiro_sato | 2022-08-26 21:19 | 国政・時事 | Comments(0)  

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