第104回全国高校野球選手権大会はきょうが決勝戦。仙台育英高校(宮城県)が下関国際高校(山口県)を8-1で破り、初優勝を果たしました。東北勢では春夏を通して、初めての全国制覇です。
(写真・AAB「報道ステーション」より)
1915年夏の第1回大会で秋田中学(現・秋田高校)が準優勝して始まった高校野球。以来、東北勢は春夏の甲子園で11回の準優勝を果たしているものの、13度目で優勝機が白河の関を超えることに・・・・・。嬉しいですネ。
今大会では東北6県の代表のうち、能代松陽(秋田)以外の5県代表が初戦を突破。ベスト4には2校が勝ち進み、仙台育英は準決勝で聖光学院(福島)に勝っての決勝進出でした。18年夏には金足農業(秋田)が決勝で大阪桐蔭に敗れたものの、最近は東北勢が着実に力をつけてきています。仙台育英は投手陣の層が厚く、攻撃も盗塁やバンドをからめてしぶとく、守備も堅実でした。