サル痘

　「サル痘」の感染者が、国内で初めて確認されたと厚生労働省が発表しました。欧州に渡航歴のある東京都内の３０代の男性で、都内の医療機関に入院しています。

　サル痘はウイルスによる感染症で、潜伏期間は５～２１日。発疹や発熱、のどの痛み、リンパ節の腫れといった症状がでます。感染した人の体液や発疹などに触れたりする接触感染が主で、空気感染はないとか。アフリカでは地域的に流行していましたが、最近では欧米を中心に患者増加しており、ＷＨＯ（世界保健機関）は２３日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」だと宣言しています。