マスク着用

　新型コロナウイルスの感染は続いていますが、「マスク」の着用については様々な意見が出てきました。松野博一官房長官は１１日の記者会見で、屋外で人との十分な距離が獲れる場合には不要との認識を示したのに続いて、きょうは体育の授業では屋内外に関わらずマスクは不要と末松信介文部科学相が参院文教科学委員会で答弁しています。

　海外ではマスク着用義務を解除するなど、緩和する国が増えています。東京都医師会長の尾崎治夫氏も１０日、マスク着用を「見直してもいいのではないか」と述べていました。

　一方、岸田文雄首相はきょうの参院厚生労働委員会で、マスク着用について「今の段階で緩和することは現実的でないと考えている」と答弁しています。立夏も過ぎましたから、マスク着用についての論争？が大きくなる気配です。