お客さんが安心して飲食店を利用できるよう、県が定めた一定の基準を満たす新型コロナウイルス感染防止対策を実施し、感染リスクを低減させている店を、「認証店」として公表しています。
(写真・県が製作したポスター)・・・しかし、その効果は少ないようです。

認証を得るには室内の換気設備や自動水栓、手指消毒装置、パーテーションなどを設置して検査を受けなければなりません。県では昨年4月から設備導入を行う事業者に補助制度を設けていますが、認証された店舗は想定した半分にも満たない状況です。
それは「認証店」となってもお客さんの回復や増加にはつながっていないためと思われます。店舗内の環境が改善されることは嬉しいことですが、これだけ飲食業界が低迷してしまっては、新たな設備投資には踏み込めない事業者が多いのでしょう。