秋田県が行っている「コミュニティ生活圏形成事業」の報告会が開かれ、モデル地区となった北秋田市大阿仁、小坂町川上、八峰町岩舘地区の代表が取組内容を報告。「みんなでつくる! 地域で暮らし続ける仕組みと取組」のテーマでパネルディスカッションが行われました。
(写真・5人のパネリストが意見を表明しました。県庁第2庁舎大会議室)
パネルデスカッションは一番大事だと思うキーワードで発表。同事業で一番手ごたえを感じたことは「地域の人的資源に気付いた」(山内地区交流センター運営委員・松井美和さん)、「肩書無しで地域の皆さんが参加してくれた」(由利本荘市地域振興課・加藤淳子さん)。同事業の発展・進化で一番期待されるグループは「40~60代の親世代」(北秋田市地域おこし協力隊・斎藤美奈子さん)、「行動を優先するグループ」(ロンド代表理事・金子晃輝さん)。
これからの時代において秋田県(特に中山間地)だからこそ、実現できるくらしの魅力については「可能性は無限(松井さん)」「一人一自由地(金子さん)」「何もしない贅沢(斎藤さん)」「DIYできること(加藤さん)」。県あきた未来創造部の小野正則部長は「課題があるという魅力」と応えています。