秋田県は20日、県と県内市町村が運営する「県情報セキュリティクラウド」のメールシステムに不正なアクセスがあり、外部に不正なメールが約42万件送信されたと発表しました。青森、福島、新潟各県でも同様の手口で約32万件の不正送信が確認されています。
東北6県と新潟県は来年度に向け、同一のクラウドサービスを導入する準備を進めており、業務の委託先の業者が移行作業中にアクセス制御設定に不備があり、18日午後5時頃から外部からの侵入が可能になっていたとのこと。19日未明には対策を施したとのことですが、きょうまでに市のドメインを使ったものも確認されています。
デジタル時代ではありますが、その機器を操作するのは人間ですから、必ずミスは起こりますネ。セキュリティを確保するシステムの設定で不備があったとは、笑うに笑えない出来事です。