北京冬季五輪は今夜、閉会式を行い17日間の熱戦に幕を閉じます。日本はスノーボード、スキージャンプ、スピードスケートで3個の金メダル。フィギュアスケート、スキージャンプ、スピードスケート、カーリングで銀メダル6個。フィギュアスケート、スキーフリースタイル、スピードスケート、ノルディック複合、スノーボードなどで銅メダル9個を獲得。計18個のメダルは前回の平昌大会の13個を上回って、冬季五輪史上最多となりました。
(写真・閉会式では各国の選手団が楽しくにぎやかに入場。NHKテレビより)
ところで、北京冬季五輪は中国のウイグル族への人権侵害などを懸念する欧米諸国や日本が政府代表団を送らない外交ボイコットがあり、新型コロナウイルス禍で厳格な「バブル」方式が取られたために、選手や関係者と一般市民との接触は一切無し。現地では熱気に乏しくオリンピックのお祭り感がなかったとか。
さらに、ジャンプでのスーツ規定違反で多数の失格者がでたり、スノーボードの不可解な採点。フィギュアスケート女子のドーピング問題などがあり、後味の悪い部分もありました。
次回の冬季五輪は2026年、イタリアのミラノ・コリティナダンペッツオで行われます。