15日に行われた大学共通テストで、「世界史B」の試験問題が外部に映像で流出した問題は、関与したと思われる受験生の女子大学生(19歳)が、家族に付き添われて香川県の警察署に出頭しました。報道されている状況からして女性単独の行為と思われますが、「上着の袖に隠したスマートフォンで撮影した」と説明しているようで、(こうしたことができることは)デジタル時代の新たな問題提起です。
女子大学生は昨年12月に「家庭教師紹介サイト」で知り合った大学生に解答を依頼しており、計画的にカンニングをしたようです。試験会場ではスマホなどの電子機器については電源を切って鞄に入れるよう指示をしていたものの、巧みに操作していたのでしょう。精巧でかつ小型化している機器が多くなり、さらに遠隔操作が可能になれば、今後もこうした不正行為が続く可能性がありますネ。