ＪＰＣＺ

　北日本から西日本にかけて、再び大雪になっています。気象予報を見ていると、今冬たびたび登場するのが「ＪＰＣＺ（日本海寒帯気団収束帯）」。北から強い寒気が南下すると、高い山がある朝鮮半島で一旦東西に分かれ、その後に日本海側に近づいた時に再び合流するのが、日本海寒帯気団収束帯とのこと。発達した雲は筋状になり、長さは１０００キロ程度に達し、雪雲が特に発達するようです。

　昨日からの寒波ではＪＰＣＺが発生しており、北海道に続いて北陸地方や山陰地方、さらには中国・四国地方や東海地方まで、局地的に大雪となる模様です。交通への影響、雪に関わる事故、停電などが心配されますので、くれぐれもご注意ください。