車が暴走

　大阪府大阪狭山市で、８９歳の男性が運転する自家用車が暴走し、一人が死亡、２人が重症になっています。男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と言っているようです。

　高齢ドライバーの誤操作による事故がまた起きてしまいました。正午過ぎのスーパー前で、一度停止した後に速い速度で後退。さらに急に前進して店の壁に衝突。妻（９０歳）が買い物を終えるのを待っていた際に車が動き出し、アクセルとブレーキを踏み間違えてパニックになったと見られています。

　高齢者による事故が増えていることから道路交通法が改正され、７５歳以上の人が免許を更新する時は記憶力や判断力を判定する認知機能検査を受けなければなりません。しかし、免許更新時には認知機能に問題がなかったとしても、操作を間違えることはあります。高齢化社会になっていますから、自動ブレーキ機能など車そのものの事故防止と安全対策をさらに進める必要があります。