人気ブログランキング | 話題のタグを見る

鳥インフル?

 横手市にある大規模な養鶏場で、8日から死ぬ鳥が相次いでおり、9日に高病原性鳥インフルエンザの簡易検査を13羽に実施したところ、12羽から陽性反応があり、鳥インフルエンザの疑似患畜が疑われています。PCR検査で感染が確定すれば、県内の養鶏場では初めて、国内でも今季初めてのことです。

 この養鶏場は採卵鶏約14万3千羽を飼育しており、県内でも大手の農場です。陽性となれば国の防疫指針に基づいて、全ての鶏を殺処分しなければなりません。また、半径3km以内にある養鶏場は鳥や卵の移動が禁止されますが、これに該当する養鶏場はありません。ただ、半径3~10km未満にある養鶏場には、県が域外への鶏や卵の搬出を自粛を要請することになります。この対象には湯沢市や羽後町にある3ヶ所の養鶏場も該当します。

 県はきょうの午後、「県高病原性鳥インフルエンザ対策危機管理連絡部」を設置し、陽性が確定すれば佐竹知事を本部長とする対策本部に格上げする方針です。先ずは感染拡大防止のために、各養鶏場における見回りや監視、養鶏場周辺の消毒強化や主要道路での関係車両への消毒を徹底しなければなりません。

by shouichiro_sato | 2021-11-09 21:08 | 産業振興 | Comments(0)  

<< ハウスが復旧 軽石漂流 >>