第49回衆議院議員選挙はきのう投票が行われ、自民党が261議席、公明党が32議席を獲得し、与党で絶対安定多数となる293議席を確保しました。一方、野党共闘で213選挙区で候補者を一本化した立憲民主党と共産党は、小選挙区では善戦したものの、比例区で大きく議席を減らしています。
選挙区では一騎打ちの構図となったことから、自民が立憲に敗れるケースが各地であったものの、比例ではコロナ対策や経済政策、政治とカネ問題を中心に与党を批判した立憲や共産の従来の主張には支持が拡がらず、むしろ改革を訴えた日本維新の会が関西にとどまらず、全国的に躍進しています。
(写真・立憲民主党と共産党は比例で惨敗。BSーTBS「報道1930」より)
秋田県の3小選挙区では、1区は自民の前職・冨樫博之氏が激戦を制し、2区は立憲の前職・緑川貴士氏が3度目の対決で初めて自民前職に勝利。3区は自民前職・御法川信英氏が予想通りに大差で当選しました。小選挙区で敗れた寺田学氏(立憲)と金田勝年氏(自民)は、共に比例(東北)で復活当選しています。結果、県内は前職5人全員が当選しましたので、今後のご活躍を期待しております。
(写真・秋田県内3小選挙区の開票結果。きょうの「秋田魁新報」より)