全国交通事故多発交差点マップ(日本損害保険協会)によると、2020年に県内で最も人身事故が多かった交差点は秋田市にある臨海十字路交差点でした。国道7号、13号に山王大通りが結ばれ、交通量も多く複数車線となっている同交差点では、右折車と直進車の衝突事故が5件、追突事故が3件、左折時の衝突事故が1件の、9件が発生していました。
衝突事故の要因では対向車輌に対する安全不確認が指摘されており、前後左右の安全確認の徹底が求められています。同協会によると全国の人身事故の56.1%は交差点やその近くで発生していたとのこと。
実は私も今年4月の帰宅時、臨海十字路交差点で赤信号の停車中に追突されたことがあります。幸い車の後部に傷がついた程度でしたが、相手の方はウッカリしていてブレーキ動作が遅れてしまったとか。以来、私も交差点では前後左右の車の動きに十分注意するよう努めています。
ところで、21日から30日までは「秋の全国交通安全運動」が行われています。今回の重点項目は「子供や高齢者、歩行者の安全確保」「夕暮れ時や夜間の事故防止」「自転車の安全確保と交通ルールの遵守」「飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶」の4点。皆さん、くれぐれも安全運転でお願いいたします。