北京冬季オリンピックにつながるカーリングの女子日本代表決定戦が10日~12日に北海道稚内市で行われ、平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレが日本選手権優勝の北海道銀行に2連敗から3連勝。まさに劇的な試合となりました。
代表決定戦は5試合制、3先勝方式。10日の第1戦は6-7、11日の第2戦は7-8の僅差でともに北海道銀行が勝利。しかし同日午後に行われた第3戦では9-3でロコ・ソラーレが雪辱。12日の第4戦は8-6でロコ・ソラーレが勝ち、勝負は同日夜の第5戦に持ち越されました。
最終第5戦はロコ・ソラーレが7-6でリードして迎えた最終の10エンド。北海道銀行のスキップ・吉村選手がロコ・ソラーレのストーンをはじき出してハウス内にナンバー1と2のストーンを確保。ロコ・ソラーレのスキップ・藤沢選手のドローショットがハウスの中心により近くなれば勝利するものの、失敗すれば北海道銀行の逆転勝ちもあるという、手に汗握る攻防でした。結果、ショットが見事に決まり8-6でロコ・ソラーレが勝利しました。
試合はNHKBSで生中継されており、テレビの前でハラハラドキドキしながら注目していました。ロコ・ソラーレは12月にオランダで開かれる世界最終予選に出場し、3位以内に入れば北京五輪の出場権を獲得します。これからの活躍が楽しみです。「頑張れ!ロコ・ソラーレ」
(写真・「NHKサンデースポーツ」で喜びを語るロコ・ソラーレの選手の皆さん)