新型コロナウイルス感染症では様々なクラスターが報告されています。厚生労働省によると一人の感染をきっかけに集団内で広がり、そこからさらに感染が拡大して5人程度の発生となった場合をクラスターと呼び、その場所も様々になっています。
県内でも今までは飲食店やクラブ、病院、高齢者施設、職場、大学のサークルで多く見られましたが、ここにきて仲間や家族で行ったバーベキュー、ミュージカルの出演者や関係者など、あらゆる場面が感染拡大のきっかけとなっています。山形県ではお盆に行われた成人式後の会合でクラスターが発生しました。
こうした状況を改めて分析すると、「マスクをとって大声で話している」「狭い場所に大勢が集まった」「普段会わない人と一緒にいる」「県外との往来がある」「濃厚接触とみられる場面が多い」などが確認されています。そうしたことから今一度、「密閉・密集・密接」の3密を避けること。食事の場合などを除き普段からマスクを着用し、こまめに手指の消毒を行うこと。そうした基本的な姿勢、行動変容が大切ですネ。
お盆休みから1週間が過ぎ、そろそろ感染者が多く確認されそうな時期を迎えますので、十分に注意して過ごしましょう。