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自宅療養

 新型コロナウイルス感染症で、首都圏を中心に入院できない自宅療養者が増えています。その数は全国で10万人を超え、自宅療養のままに命を落とす人も出てきました。自宅で症状が悪化しても、受け入れる病院もない状況です。

 デルタ株が猛威を振るい新規感染者が連日2万人を超える中、これ以上に感染者が増えるようでは医療提供体制は対応できません。日本は医療資源が豊かであるはずなのに、なぜこのような状況になってしまったのか。ワクチン接種が進めば感染は収束に向かうと思っていましたが、変異株はさらに強力に拡大しており、即急に医療体制の再構築をしなければなりません。

 現行の対応では感染した人は「感染症指定病院への入院」か「ホテルなどの宿泊療養施設を利用」することになりますが、どちらも確保されているベットが少なく、「入院などの調整中」となっている人は全て「自宅療養」となっています。故に、入院できるベットを増やすか、それに準じる医療が提供できる暫定的な施設の整備。さらには宿泊療養できる施設の確保・拡大も必要です。

 医療機関やホテル、公共施設が多くあり、マンパワーも豊富な首都圏であれば様々な対策ができるはずですから、何がネックになっているのか分析し、実行してください。

by shouichiro_sato | 2021-08-21 22:58 | 新型コロナ | Comments(0)  

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