晴れて良かった、9月最初の日曜日
2006年 09月 03日
というのは、9月の第一日曜日は、「うご牛(べこ)まつり」の開催日。肉用牛や乳牛の飼育頭数が秋田県内一の羽後町では、素晴らしい肉質の羽後牛を腹いっぱい食べてもらおうと、大規模な野外焼肉パーテーを始めて22年目。今年も五輪坂温泉「としとらんど」を会場に、準備が進められていました。昨年は肉の提供方法にトラブルがあり、多くのお客さんにご迷惑をかけていただけに、実行委員会には「同じミスはしない」意気込みがありましたので、天気さえ良ければ問題なし。当初から関わってきた者として、ホッとした次第です。
そこで私は、予定を変更。気になっていた秋田市の「The Power of Music from Akita」の会場に向かいました。運良く、大町の「無限堂」後ろの駐車場に車を入れると、そこはもう「ストリート ミュージック」のど真ん中。気温は30度以下なのに、会場は熱気ムンムン。目の前では県南を中心に活躍するビックバンド「Basie Street Orchestra」が、軽快な演奏をしていました。早速、駆け足で8会場を回ってみましたが、どこも特色ある歌(ポップス・アカペラ・ゴスペル・フォークなど)や演奏(ロック・ジャズ・スカ・フォルクロ―レなど)で盛り上がっています。なんと、旧金子家住宅の蔵では羽後町のメンバー「榮太郎商店」の演奏にバッタリ遭遇。素晴らしい篠笛のパフォーマンスに盛大な拍手の連続でした。
昨年の第1回から実行委員会事務局を担当している三浦義明さん(「秋田これでいい会?」の世話人)は、「普段の日曜日は閑散としているこの界隈も、見てください、この賑わい。やればできるんですよネ」と、汗だくで応対しています。2日の生番組でこのイベントを紹介していたAAB秋田朝日放送の幹部も、「仙台の定禅寺ストリートジャズフェステバルは、16年もかかって今がある。秋田はまだ2回目。参加される皆さんが楽しんでいるから、まだまだ拡大できますよ」と、嬉しい話をしてくれました。午後4時頃、五輪坂温泉に電話を入れたら、「牛まつりも大盛会。今、反省会をやっているから早く来い」とのこと。「今日は遠慮します」と電話を切り、汗いっぱいになりながら歌や演奏に頑張っている皆さんを見て、「秋田に来て良かった」と自己満足しました。
そして、家に帰ってテレビのスイッチを入れたら、「大曲全国花火競技大会」の再放送中。これまた嬉しくなって、部屋の電気を消してボリュームアップ。なんと運のいい一日なんでしょう。
by shouichiro_sato | 2006-09-03 23:44 | 地域活動 | Comments(1)
