知事の不注意

　佐竹敬久知事は２７日（日）午後２時半頃、由利本荘市の日本海東北自動車道で私用車（愛車の日産フェアレディZ）を運転中、道路中央にあるポールとワイヤロープに接触し、右前部のタイヤがパンクしフェンダーも破損する単独事故を起こしていました。高速道は事故現場となった区間（大内ＪＣＴー松ヶ崎亀田ＩＣ）の下り線で、補修作業のために約１時間にわたり通行止めになっています。

　佐竹知事は２９日午前に記者会見し、「私の不注意でご迷惑をかけ、すまなく思っている。交通安全を呼びかける身として、自分が事故を起こしたことは申し訳ない」と述べ、事故に至った状況を説明しました。「ワイヤがなかったら死んでいた」とも話したそうです。

　対向車線への進入や接触で車がスピンなどしていたら大変な事態・・・・、後続車がいなかったことも幸運でした。

　危機管理が重要な職務である知事には、不注意があってはいけません。３選を果たした４年前には、県外へゴルフに出かけて「グイっとやってしまった」ために、豪雨の被害が拡大する中で県庁へ戻れない出来事があって非難を浴びましたが、どうも選挙後には気が緩むのでしょうか・・・・。