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内閣不信任決議案

 国会はあす会期末ですが、野党4党はきょう午前に菅義偉内閣に対する不信任決議案を衆議院に提出しました。当然のことながら、自民・公明・維新など与党は午後の本会議で否決しています。不信任案が提出された場合、自民党の二階俊博幹事長は「出してきたら解散だ」と野党を牽制していたものの、新型コロナウイルス対策が最重要とする菅首相は解散を選択しませんでした。

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 (写真・菅内閣不信任決議案は否決。「NHKニュースウオッチ9」より)

 「国民のために働く」とする菅首相は、支持率が低下しようとも新型コロナ対策や東京五輪・パラリンピックをしっかり成し遂げ、任期中は全力を尽くす姿勢です。

 もっとも、与党の議席が圧倒的に多い衆議院での野党4党による内閣不信任決議案は、政権を追い込むほどの力がなく、「空振り」でした。不信任案提出は内閣総辞職を求めるもので、解散や政権交代を果たす意気込みがなければ迫力がありません。菅首相が新型コロナ対策を優先し、解散しないという雰囲気?になったので決議案を提出したのなら、出来レースの茶番劇です。野党の支持率が伸びない所以でしょうネ。

by shouichiro_sato | 2021-06-15 21:40 | 国政・時事 | Comments(0)  

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