政府が発表した13日時点のデータによると、新型コロナウイルスのワクチン接種(1回目)を終えた高齢者の割合が秋田県は24.7%で、全国で45番目でした。他県に比べて増加ペースが低い状態で、東北6県の中で最も低くなっています。
都道府県別でみると、1回目の接種を終えた人の割合が最も高ったのは佐賀県で49.67%。山形県が41.80%など、40%を超えているのは11県あります。大都市でも東京都が35.44%に達しています。全国の高齢者のうち接種を終えた人は33%です。
一方、医療従事者などを対象にした接種では、全国で当初対象とされた人数の81%が2回目の接種を終えています。
秋田県内の市町村では接種の体制が整わず出遅れたところもあり、接種ペースは鈍化していましたが、ここにきて大規模な集団接種や医療機関による個別接種が始まってきました。