新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいません。医療従事者から始め、その後は65歳以上の高齢者を対象にワクチン接種を行う計画でしたが、海外から輸入するワクチンそのものの供給が遅れていることから、接種率が低迷しています。
羽後町でも既に65歳以上の対象者へワクチン接種券を送付し、接種日の予約を受け付けていますが、一日当たりの接種者数が限られることから、きょう申し込んだ方は8月下旬となるようです。・・・・まだまだ先が見えませんネ。
ただ、菅義偉首相は高齢者への接種を「絶対に7月中に終わらせる」と語っているとか。緊急事態宣言の延長を決めた7日の記者会見では、「私が先頭に立って、接種加速化を実行に移す」「全国で一日100万回の接種を目指す」と強調しました。
ワクチンの供給はこの後増えてくる見通しのようであり、接種体制をどのように強化するのかがこれからの課題です。新型コロナウイルスを克服する重要な手段であるワクチン接種については、出来るだけ短期間で接種を完了するために(各自治体が計画している)特定の医療機関だけでなく、医師会や看護師会など医療関係者の総力を結集した取組みが必要です。ここは知事や市町村長が協力なリーダーシップを発揮しなければなりません。