4期目が始まった佐竹敬久知事(73歳)は、新しい副知事に神部秀行氏(県理事・58歳)と猿田和三氏(県産業労働部長・58歳)を起用する人事案をきょうの県議会本会議に提案し、全会一致で同意されました。現職の堀井啓一副知事(68歳)は23日付で退任し、2人は24日付で就任します。
堀井氏は佐竹敬久知事が初当選した2009年の5月に就任。県総務企画部長から登用され、以後12年間の佐竹県政を支えてきました。県庁内の人事や財政をしっかり掌握し、実直かつ温厚な人柄で議会対策でも手腕を発揮しています。議会と当局が議案や種々の課題について意見を述べる「県政協議会」では、第2会派である「みらい」の担当として、幾度となく議論をしており、退任されると聞いた時には残念な気持ちになりましたが、知事選前から「若い人に代わりたい」との決意があったとか。誠にご苦労様でした。