新型コロナウイルスの感染が拡大し、第4波の襲来と思われます。大阪府などについて政府は、緊急事態宣言を発出することになりましたが、どうもこうした判断に危機感?が感じられません。
当然、感染症については法律に基づいて対応していくとしても、その手続きを踏んでいる中で、結論が出るのに時間がかかり過ぎではありませんか。大阪府など関西圏では日々過去最高の感染者が確認されているにもかかわらず、緊急事態宣言の発出は23日の予定とか。これでは感染者がさらに増えていくでしょう。もちろん、経済活動の維持も重要ですが、感染を抑え込まなければさらに被害が拡大します。総合的に判断する菅義偉首相の気持ちは分かりますが、チョッと遅れていますネ。ここは強力なリーダーシップが必要です。
ここで感染を抑え込まなくては、7月下旬から始まる東京五輪・パラリンピックの開催にも影響がでてきます。強い決意で感染拡大の阻止に努めましょう。
緊急事態宣言発出に伴う経済的な影響については、過去2回の経験から対策も可能なはずです。ここでモタモタしているようでは、今まで何をしてきたのか?、菅内閣の真価が問われてしまいます。