合併離脱

　ＪＡ大潟村（小林肇組合長）は昨日、２０２４年４月の秋田県内単一ＪＡ発足を目指している合併協議会から、離脱すると表明。組合員を対象にした意向調査で９２．５％が単独での運営を支持していました。

　県単一ＪＡ構想は県内にある全１３ＪＡによる合併で、財務基盤や農産物の販売強化を図ろうと、２０１８年に県内の各ＪＡやＪＡ秋田中央会で決定しているものですが、小林組合長は「組合員の目に見えるような合併のメリットがなかった。逆にＪＡのサービスが低下する懸念がある」と話しています。

　合併協議会からの離脱は昨年３月にＪＡ秋田やまもと（本店・三種町）が表明しており、２例目。先週にはＪＡ秋田ふるさと（本店・横手市）がＪＡうご（本店・羽後町）との合併協議を中止しており、ＪＡの合併は難しい状況になってきました。