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継続か刷新か

 4選を目指す現職に新人が挑む秋田県知事選挙は、新型コロナ禍を乗り越えていく対策など、喫緊の政策課題に極端な違いはなく、焦点は今の状況をそのまま「継続していくのか、それとも刷新するのか」になっているとマスコミは報じています。

 その点では、県勢が停滞して閉塞感が漂っている現状を変えるべきだという声が、日増しに大きくなってきたように感じます。現職は県庁職員を経て秋田市長を2期8年。さらに知事を3期12年務めてきましたから、県民・市民の間には「もういいでしょう」という声が潜在しているのです。

 14日に開かれた立候補予定者4人による公開討論会(主催・日本青年会議所東北地区秋田ブロック協議会)でも、お互いの質疑応答はなく、予定した3時間半より2時間も早く終了したとか。人口減少や産業振興などの県政課題をどういう手段で克服していくのか、際立った争点はなかった模様です。

 ということは、手堅い行政運営をしてきたと評価される現職(73歳)の継続か、それとも政治家として実績を積み、行動力もある次の世代にバトンタッチさせのか。県民の判断はそこが分岐点になりそうです。

by shouichiro_sato | 2021-03-15 22:12 | 21秋田県知事選 | Comments(0)  

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